東出昌大は何をした?大炎上した不倫問題でイメージが急降下!

俳優・東出昌大さんは、その端正な容姿と実力派としての評価から、多くの映画・ドラマで活躍してきました。女優・杏さんとの結婚も世間から祝福され、“理想の夫婦像”として注目を集めていました。しかし、2020年に発覚した不倫報道は、そのイメージを一変させる大きな転機となります。清潔感のある俳優として活躍してきた東出さんが、なぜ家庭を裏切る選択をしたのか。そして、その後の人生とキャリアはどう変化したのか――本記事では、不倫問題の経緯、発言、世間の反応を含めて詳しくご紹介いたします。

東出昌大の軌跡

東出昌大さんは1988年2月1日生まれ。高校卒業後、モデルとして活動を始め、パリコレにも出演するなど華々しい経歴を築かれました。俳優としてのキャリアは2012年の映画『桐島、部活やめるってよ』で本格的にスタート。自然体の演技と清潔感あるルックスで、たちまち注目を集める存在となりました。

その後、NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』に出演し、共演した杏さんとの恋愛が現実のものとなり、2015年に結婚。双子の女児と男児という3人の子どもにも恵まれ、俳優としても夫としても順風満帆な日々を送っていたように見えました。テレビCMやドラマで見る彼の姿は、誠実で真面目な好青年そのもの。そんな東出さんが、まさか家庭を裏切るような行動に出るとは、当時の誰もが予想していなかったのです。

不倫報道がもたらした衝撃──唐田えりかとの関係

2020年1月22日、『週刊文春』が東出昌大さんと若手女優・唐田えりかさんの不倫関係をスクープしました。この報道は世間に大きな衝撃を与えました。報道によれば、2人は2017年に映画『寝ても覚めても』で共演したことをきっかけに親密になり、交際が始まったとされています。当時、東出さんはすでに杏さんと結婚しており、家庭には3人の幼い子どもたちがいたことから、この不倫は「育児中の妻を裏切る行為」として強い非難を浴びました。

さらに、唐田さんがInstagramで東出さんとの交際を“匂わせる”ような投稿をしていたことも、火に油を注ぐ形となりました。写真に写った男性の後ろ姿や、東出さんが好むとされるカメラ趣味を暗示するような内容が含まれており、ネット上では「匂わせ投稿」として批判が殺到。東出さんと唐田さん双方への信頼が大きく揺らいだ瞬間でした。

報道が出た直後、杏さんは東出さんとの別居を決断。世間の目は、家庭を守る杏さんの毅然とした対応と、裏切りを働いた東出さんの無責任さを対比させる形で、東出さんへの風当たりをより一層厳しくしました。

記者会見での発言

不倫報道から約2か月後、2020年3月17日に行われた映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘』の舞台挨拶で、東出さんが初めて公の場に姿を現しました。この場では、当然ながら不倫問題についての質問が集中。中でも記者が放った「杏さんと唐田さん、どちらが好きか?」という質問に対する回答が、大きな波紋を呼ぶこととなります。

東出さんは沈黙の後、「それをお答えすることは、妻を深く傷つけることになるので、お答えは控えさせていただきます」と発言しました。この対応に対して、報道陣のみならず視聴者からも「真摯な態度とは言えない」「どっちも大切にしたいという未練の表れでは」と批判が集中しました。状況を収めるはずの発言が、かえって火に油を注いだ格好となってしまったのです。

その場では「自分の愚かさが招いたことで、弁解の余地もない」と謝罪の言葉も述べてはいましたが、その語調や態度から“本心が伝わってこない”と受け止められた方が多かったようです。俳優という立場上、誠意や信頼が命とも言えるなか、記者会見での対応は致命的な印象を残すことになりました。

杏との離婚と俳優としての転落

2020年8月1日、杏さんと東出さんは正式に離婚を発表されました。この発表に先立ち、杏さんはすでに3人の子どもたちを連れて別居生活を送っており、報道後も一貫して沈黙を守ってこられました。公の場で感情的になることなく、毅然とした態度を貫いた杏さんには、世間から同情と支持が多く寄せられました。

一方の東出さんは、CM契約の解除、出演予定だったドラマの降板など、仕事面での大きな損失を被ることになります。さらに所属事務所からも信用を失い、2022年には契約を終了する形で退所。フリーの俳優として再スタートを切ることになりますが、メディア露出は激減し、かつての活躍とは比べものにならないほどの低迷が続くことになりました。

また、報道によれば、違約金などの金銭的な負担も重なり、東出さんは都内の自宅を手放すことを余儀なくされたとも言われています。家庭を失い、仕事を失い、信頼をも失った彼にとって、この離婚は人生の大きな転落の象徴でもありました。

その後の姿と世間の評価

2023年以降、東出さんは少しずつ俳優としての活動を再開されましたが、以前のような華やかなテレビ出演はほとんど見られなくなりました。代わりに話題となったのが、山での自給自足生活です。2023年春、テレビ番組で「山奥で電気もガスもない暮らし」を送っている様子が紹介され、話題を集めました。

この生活について東出さんは、「自然の中で自分を見つめ直したかった」と語っており、猟師としての資格を取得しながら、薪で炊事を行い、自ら狩猟した獲物を料理する生活を実践されています。一部の視聴者からは「潔くていい」「やり直そうとしている姿に好感が持てる」といった声もありましたが、一方では「芸能界の批判から逃げただけ」「反省より自己満足」と冷ややかな反応も少なくありませんでした。

また、2024年のインタビューでは「演技を通じてまた信頼を取り戻したい」という前向きな言葉も語っており、再出発への意欲は感じられます。しかし、世間の評価は依然として厳しく、信頼回復には時間と誠実な行動の積み重ねが必要であることは言うまでもありません。

まとめ

東出昌大さんの不倫問題は、芸能界における「信頼」という価値の重みを改めて私たちに問いかける出来事でした。俳優はその演技力だけでなく、私生活における誠実さや人間性も含めて評価される存在です。東出さんは家庭と仕事の両方を同時に失い、失った信用を回復するためにゼロからの出発を余儀なくされました。

現在は自然の中での生活という、新たな生き方を選ばれていますが、それが真の意味での「反省」となるかどうかは、これからの行動にかかっているでしょう。いかなる状況であれ、信頼は一朝一夕に築けるものではありません。誠実に、丁寧に、時間をかけて人々の信頼を取り戻していく姿こそが、今後の東出さんに求められるものであると言えるでしょう。

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