獺ケ口笑保人の生い立ちは?医学部卒業の棋士はほかにいるの?

将棋のプロ養成機関・奨励会の第75回三段リーグは、2024年10月1日付けで獺ケ口笑保人(おそがぐちえほと)さんと吉池隆真(よしいけりゅうま)さんが四段昇段でプロ入りを決めました。

おめでとうございます。

今回は、獺ケ口笑保人さんが医学部在学中ということでどんな人なのか深堀りしていきます。

ぜひご覧ください。

獺ケ口笑保人の生い立ちは?

1999年10月22生まれ。
三重県熊野市出身。
師匠は、森信雄七段

奨励会入会:2013年6月
三段リーグ入り:2023年2月(第73回奨励会三段リーグ戦から)

4歳の時、父親と母親が将棋を指していて、それを見て興味を持って、両親に将棋を教えてもらったそうです。

名前の「笑保人」は「笑顔を保つ人」と「エフォート(英語で努力)」が由来という。

最初は将棋で生きていく!と覚悟を持って奨励会に入りました。

棋士になる厳しさを知る

ただ、昇級が遅く、現実を知り、

年齢として現実的に棋士になるのがきびしいかなと、思った。小さい頃から喘息で、医師と接する機会が多く、医師は責任も重いので、将棋をやめて一生をささげるならと

と2浪して群馬大医学部に入学した。

リーグ戦では途中トップに立ったが、ライバルの勝敗は一切見なかった。

「気にすることなく、自分の将棋に集中できたのが良かった。」と語っている。

「指し手で注目してもらえる強い棋士になりたい。米長邦雄永世棋聖にあこがれている。」とのこと。

群馬大医学部の偏差値は?

群馬大学医学部の偏差値は65.0です。

国公立大学の医学部の中では平均的。

同じぐらいの偏差値の医学部は、北海道大学、新潟大学、広島大学、三重大学、山口大学、長崎大学、愛媛大学があります。

ただ、医学部に入るというだけでもすごいですよね。

将棋界で医師免許を持っている人物は?

将棋界では、伊奈川愛菓女流二段(33)が医師免許を取得しています。

また、森本理子女流2級(21)は名古屋市立大医学部に在学中です。

男性で医師免許を持っている、または医学部在学中と言う棋士はいないようです。

まとめ

獺ケ口笑保人四段は両親の影響で棋士を目指した。

昇級が遅かったため、棋士になることを諦めかけ、医学部を目指した。

在学中の大学は、群馬大学医学部で、偏差値は65.0

以上です。お読みいただきありがとうございました。

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