TikTokを中心に爆発的な人気を誇った「西山ダディダディ」。海外でも大流行し、日本国内でも数々の著名人や企業が真似するほどの社会現象となりました。
では一体、「西山ダディダディ」とは誰なのか?そして、なぜここまで話題になったのでしょうか?
その素顔と軌跡に迫ります。
西山ダディダディの正体
西山ダディダディさんの本名は**西山翔(にしやま しょう)**さん。
東京都府中市出身で、大学卒業後は新卒で大手上場企業に入社。その後、広告代理店へ転職し、さらにリクルートにも在籍したという、エリート街道を歩んでいた人物です。
しかし28歳のとき、「もっと稼ぎたい」という思いから脱サラし、まったく異なるバー業界へ飛び込みます。最初は大阪・ミナミでバーを経営。わずか半年で売上トップクラスの人気店に成長させた経験も持っています。
2023年10月には、東京・六本木に『GIFT Roppongi』をオープン。ここで生まれたのが、あの「西山ダディダディ」でした。
「西山ダディダディ」誕生秘話
「西山ダディダディ」は、六本木『GIFT Roppongi』でお客さんを楽しませるために考案されたコール芸+ダンスパフォーマンスです。
もともとは2020年ごろにTikTokで流行した「竹内ダディダディ」というダンスが元ネタ。それを西山さんが独自にアレンジし、
「西山ダディダディ どすこいわっしょい ピーポーピーポー」
という軽快な掛け声と踊りを組み合わせたパフォーマンスを作り上げました。
この陽気でキャッチーなパフォーマンスが、バーの来店客を笑顔にし、さらにはSNSでじわじわ拡散。ついには世界的なバイラルヒットとなったのです。
なぜ世界でバズったのか?
西山ダディダディが世界で話題になった要因はいくつかあります。
- シンプルで真似しやすい振り付け
誰でも気軽に踊れるため、初心者でも投稿しやすかった。 - 中毒性のある掛け声
「どすこいわっしょい」「ピーポーピーポー」といった日本語の擬音が、海外ユーザーにも新鮮で面白く映った。 - 無表情で踊るギャップ
明るい掛け声とは対照的な無表情のパフォーマンスが、海外では特にツボにハマった。
さらに、海外の人気TikTokerが投稿したことで、一気に世界中に拡散。横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手や、ファッションブランド「GU」など、国内の有名人・企業も次々にこのダンスを取り入れ、大ブレイクとなりました。
西山ダディダディの現在
2025年3月、西山さんは『GIFT Roppongi』を卒業。
その後、自身がオーナーを務める新店舗『DADDY TOKYO』のオープン準備を進めているほか、新曲のリリースにも挑戦するなど、活動の幅を広げています。
TikTokでの大ブレイク以降、収入も大きく増加。さらなる飛躍を目指して、日々新しい挑戦を続けているそうです。
西山ダディダディの年収は?
TikTokでバズった後、収入は3倍になった
と本人が語っていました。
もともと西山さんは、大手上場企業 → 広告代理店 → リクルートとキャリアを積んだビジネスマンだったので、
会社員時代の年収は一般的な想定だと
500〜700万円前後だった可能性が高いです。
これが「3倍」になったとすると、
現在の年収は1500万円〜2000万円以上になっていると推測できます。
しかも、新店舗『DADDY TOKYO』を自らオーナーとしてオープン予定なので、さらに上積みが期待できる状態ですね。
なお、TikTokの影響力や知名度を考えると、今後メディア出演やタイアップ案件が増えれば、数千万円規模まで伸びても不思議ではないです!
西山ダディダディの学歴は?
西山さんの学歴については、
- 東京都府中市出身
- 大学卒業後、新卒で大手上場企業に入社
ということが明らかになっています。
大学は専修大学というところです。
まとめると👇
項目 | 内容 |
---|---|
年収 | 推定1500万〜2000万円以上(バズ後3倍に増加) |
学歴 | 専修大学 |
竹内ダディダディとは?
西山ダディダディさんのパフォーマンス「西山ダディダディ」の元ネタは、
実は**2020年頃にTikTokで流行した『竹内ダディダディ』**というものなんです。
「竹内ダディダディ」は、
一般人の「ヒロチョ」さんという方が、川辺で即興のコールとダンスを披露したのが始まりです。
その時の掛け声が、
👉 「竹内ダディダディ どすこいわっしょい ピーポーピーポー」
というもので、リズム感のある独特な言葉の繰り返しと、ラフなダンスがTikTokでじわじわ人気になりました。
当時は、日本の若者の間で「ちょっと面白い遊び」として流行っていたのですが、
そこまで大ブレイクしたわけではなく、あくまで一部のユーザーの間のプチブームだったようです。
西山翔によるアレンジ
その「竹内ダディダディ」をベースに、
西山翔さん(西山ダディダディ)が独自のアレンジを加えて作ったのが、現在広く知られる
**「西山ダディダディ」**です!
特徴は、
- 六本木のバー『GIFT Roppongi』でお客様を盛り上げるために発展させた。
- 「どすこいわっしょい」「ピーポーピーポー」などの耳に残るフレーズをさらに際立たせた。
- シンプルで真似しやすい振り付けにまとめた。
- 無表情で踊ることで海外ウケも狙わず自然に獲得した。
つまり、
「竹内ダディダディ」=原型のコール&ダンス
「西山ダディダディ」=プロ仕様に進化したバージョン
という感じですね!
なぜ進化版がバズったのか?
元ネタをベースにしつつも、西山さんの「現場(バー)で人を楽しませる」という強い思いと、
TikTokに最適化されたシンプルさ・中毒性が、
結果として国内外で爆発的にウケた大きな要因となりました。
まとめ
西山ダディダディとは、
エリート会社員から脱サラし、バーの世界で成功し、世界を巻き込むバイラルスターになった異色の人物
です。
彼が生み出した「西山ダディダディ」は、ただの一発芸ではなく、人を笑顔にする力、そして新しいカルチャーを作り出すパワーを持っていました。
今後、彼がどんな新しいムーブメントを起こしてくれるのか、注目していきたいですね!